2022-05-01から1ヶ月間の記事一覧
疲れたサラリーマンに、古の和歌が響く。 ~簡単な自己紹介~ 【サラリーマン・癒やしの和歌】1・疲れたこころに染み入る - おじさん少年の記 万葉集を読んでいると、ことばというものが実に繊細で、自然や心情の機微をありのままに的確にとらえることので…
~簡単な自己紹介はこちらです~ ojisanboy.hatenablog.com 家系図をつくる際、過去帳や除籍謄本とした文字媒体での記録に加え、祖父母などからの言い伝え、伝承というものも参考になることが多いと考える。 そこには、世代から世代へ語り継がれていく中で若…
「お待たせしました、ただいまからチケットを拝見します」 都内のとあるシネマコンプレックス。SFの最新作品が封切りとあり、映画館は若者を中心に大勢の人でごった返していた。スタッフが声を張り上げると、カップルや家族連れが流れるようにゲートへと吸い…
学校で、宇宙にはさまざまな銀河があることを教わった。 私たちの天の川銀河をはじめ、最近つとに有名な「M87」(楕円銀河)、冬空に浮かぶオリオン座に浮かぶ大小の「マゼラン雲」(伴銀河)など、挙げるときりがない。 そういうものだと私たちは思ってい…
こんにちは。初級者ブロガーのおっさんです。 仕事してると、商談やら何やらで話をすることが多いものです。 自分自身もそうですが、話題が徐々にそれていくことがあります。 先方が忙しいときはご迷惑をおかけしてしまう。 一方、こちらが忙しいときは気持…
限られた時間と予算の中で、英検1級に合格したい!という社会人の方をイメージしながら書いている。 ※簡単なプロフィルはこちらになります↓ ojisanboy.hatenablog.com 1級にはエッセイ問題がある。あるテーマについて、自分の考えを簡潔に、筋道立てて論じ…
両脚を交互に前に出し続けるだけの旅を通して、日ごろ無意識に受け入れている現代社会の枠組みから自由になる。これも、歩き旅の醍醐味だ。 熊本県は阿蘇を出発し、熊本市を経由して天草を目指したことがある。 熊本の市街地に入る手前、たしか水前寺公園と…
万葉集は5・7・5・7・7の定型スタイルのほかに、5・7を繰り返す長歌というジャンルの作品も多い。 これがまた、リズム感あふれ、そらんじてみると自分自身の気分まで乗ってくる。いわば日本のラップだ。 それに加えて、場面描写の妙が際立っている(…
~簡単な自己紹介はこちらです~ ojisanboy.hatenablog.com 家系図づくりに取り組む上で、お世話になった一連の文献がある。 地元の歴史愛好家の皆さんでつくる、史談会の冊子だ。 おそらくどの市町村でもこうした人々の組織がある。その多くは毎月、何らか…
僕だって、主役になりたい! 大学生の航(わたる)は、ふつふつと沸き起こる思いをどうにも抑えられなかった。 幼いころから、教育熱心な親の下で学習塾に通い詰めてきた。だが、生来の勉強嫌いで、成績は一向に伸びず。受験で挫折を繰り返し、今は滑り止め…
私たちが立っている地点から、地球上のあらゆるものを見ることはできない。 地球が丸いからだ。 ある地点からぐるり360度を見渡したとき、何かの対象が見える限界が「地平線」だ。 実は、宇宙にもそれに当てはまるゾーンがあるという。 イベント・ホライ…
限られた時間と予算の中で、英検1級に合格したい!という社会人の方をイメージしながら書いている。 ※簡単なプロフィルはこちらになります↓ ojisanboy.hatenablog.com 1級を目指している、あるいは関心のある方の多くが、既に準1級を取得されているのでは…
大学生のころに歩き旅を始め、20年近くが過ぎた。 ただ歩くというスタイルの旅に、なぜこうも惹かれるのか、自分でもよく分からない。考えて動いているというよりも、体が喜んでいるからそのように歩を進めている、といったほうが正直なところかもしれない…
いろいろと複雑な人間関係にホトホト疲れる現代人にとって、素朴で純粋な心情を詠う古代の人々の言葉は、直球ドストライクで胸に響く。 癒しとエナジーを、分け与えてくれる。 私自身がジーンときた作品の一つをご紹介したい。 父母が 頭かきなで 幸(さ)く…
~簡単な自己紹介はこちらです~ ojisanboy.hatenablog.com 家系図づくりの基本は、亡き先祖の除籍謄本やお墓の名前といった、一族由来のソースを当たることだと考える。 これで少なくとも明治初期、うまくいけば江戸中期ごろまでさかのぼれる。ここからさら…
地球が生まれて約50億年がたつという。想像もできないような歳月のように聞こえる。だが、一つの事実を聞くと、意外に短く感じられる。地球を含む私たちの太陽系は、光の速さで約2万5千年離れた先にある巨大ブラックホールの周りをまわっている。1周す…
~(上)はこちらです~ 【ざんねんマンと行く】 ~第22話・殿様の悲哀(上)~ - おじさん少年の記 「そうです。と答えられれば、よいのですが」 ざんねんマンの一言には、どこか哀しい響きがこもっていた。 たしかに、私の暮らす21世紀の日本では、衣…
限られた時間と予算の中で、英検1級に合格したい!という社会人の方をイメージしながら書いている。 ※簡単なプロフィルはこちらになります↓ ojisanboy.hatenablog.com 英検1級に直接関係する話ではないかもしれないが、欧米の文化について理解を深めておく…
※歩いてつなぐ旅をしております。簡単なプロフィールはこちらになります ojisanboy.hatenablog.com 一歩ずつの移動には、ほとんど風景の変化はない。やや飽きることもたびたびだ。だが、それだからこそ、視界が突然開けたりすると、言葉にならない感動を覚え…
万葉集の素晴らしいところは、自然風景と人の心が歌を通して見事に一致していることだ。 見たもの、聞いたもの、触れたもの感じたものに、自分の心をそのまま重ね合わせる。自然に対して優しくなれる。そう感じる自分の心も柔らかく、温かくなる。癒やされる…
~簡単な自己紹介はこちらです~ ojisanboy.hatenablog.com 一族の史料が満足に見つかるケースはほとんどないだろう。 家系図をつくるにしても、どこかで必ず抜け落ちたミッシングリンクに出くわす。 気がなえかけるが、そこで諦めてしまってはもったいない…
夏の夜空の見どころといえば天の川だろう。東洋では「川」に見立て、西洋では「ミルクの道(ミルキー・ウェイ)」とみた。どちらも星々の散らばりを雄大な流れと受け止め、さまざまに物語を創造した。私は40手前で星空に興味を持つまではほぼ全く意識する…
余(よ)は、生まれる時代を間違うた。 ときは17世紀。寒風吹きすさぶ、越前国・福井。ここで長らく殿様を務める藩主・松平忠直(ただなお)公の気持ちは、深く沈んでいた。 江戸幕府の開祖・徳川家康公の孫として生まれ、何不自由ない幼少期を送った。恵…
限られた時間と予算の中で、英検1級に合格したい!という社会人の方をイメージしながら書いている。 ※簡単なプロフィルはこちらになります↓ ojisanboy.hatenablog.com 英検1級に合格するには、語彙力と長文読解力を磨くことが欠かせない。 時事ネタをベー…
学生時代、「存在」というものについて考えた。 積極的に考えたかったわけではない。自分が存在するということ、他人が存在するということ、この世の中のあらゆるものが存在するということが、本当にそうといえるのか、確信が持てなくなったことが根っこにあ…
社会人となり、会社組織でかわいがられしごかれ、少々息切れがしてきたころのことだ。入社1年をすぎたころだったか。 仕事で回る先の方が体育会系の方で、お話をしているだけでエナジーをもらえていた。 知識を誇るような方ではなかったが、あるときふと和…
~簡単な自己紹介はこちらです~ ojisanboy.hatenablog.com 多くのご家庭には過去帳があると拝察する。亡くなった祖父母やその両親、そのまた両親・・と続いていく。 ただ、よほどの名家でない限り、明治期あたりまでさかのぼったところで途切れているところ…
私たちの太陽系内で、今のところ生命が確認されているのは地球だけだ。 だが、世界中の優れた科学者たちによると、ほかにも命が見つかる可能性があるらしい。 個人的に期待するのは、 土星の衛星・エンケラドゥス 外見は何ということもない、氷の星だ。 だが…