おじさん少年の記

疲れた時代に、癒やしの言葉を。からだはおじさん、こころは少年。

2022-09-01から1ヶ月間の記事一覧

【サラリーマンの第2外国語挑戦】4・英語+αを学ぶ強み

簡単な自己紹介です↓ ojisanboy.hatenablog.com 忙しい社会人でも、語学はキャリアアップを含めて人生にプラスになる有意義な趣味だと思う。 大半が英語をメーンに勉強しているだろう。国際言語が英語だから当然だ。社内の昇進条件になっていることも多いだ…

【サラリーマンの英検1級攻略術】34・「今」使われている表現を吸収する

限られた時間と予算の中で、英検1級に合格したい!という社会人の方をイメージしながら書いている。 ※簡単なプロフィルは☆こちら☆になります 英検は準1級、1級と階級が上がるにつれて文章題のボリュームが増してくる。見慣れない単語や表現がいくつも出て…

【歩き旅と思索】 28・量から質へ

~簡単な自己紹介はこちらです~ 金はないが時間だけはたっぷりある学生時代と違い、会社員になると歩き旅に出られる時間がめっきり少なくなった。 結婚し、子どもが生まれ、年齢を重ねるにつれ、自由気ままな一人旅はますますしづらくなる。 今では年に1,…

【サラリーマン・癒やしの和歌】12・古代のラップ

疲れたサラリーマンに、古の和歌が響く。 ~簡単な自己紹介~ 会社員となり、取引先の方から教わった縁で、古代和歌の魅力に惹きこまれるようになった。 そこには百人一首のような練り上げられた技巧はなく、詠み手のこころがそのままに表現されているように…

【ブログ探訪】構成のアイデアに舌を巻く

こんにちは。おっさんです。 ブログ巡りを始めて半年すぎました。読み応えのあるブログ投稿にたびたび遭遇し、その構成力に舌を巻きます。 こないだ発見したブロガーさんは、銭湯の世界を掘り下げていっていらっしゃる様子。 その道の専門の目線から、分析し…

【大将と私】8・出会いが出会いを呼ぶ

変わり者の大将の紹介↓ ojisanboy.hatenablog.com 男やもめで、女性にはすっかり人気のない居酒屋の大将は、だが変わりもの好きな一部ファンらによって日々をしのいでいた。 そんな店だから、集う客同士のつながりも自然、太くなった。 私が大将の店に足しげ…

【随想】中心

「中心」はどこにあるのか。 個人でいうならば、肉体精神をつかさどる部分。司令塔。 脳か。脳であるなら、その中のさらにどの部分か。1点で指し示すことができるか。 かなり難しそうだ。なぜなら脳は前後左右奥表層とさまざまな部分の機能が高度に組み合わ…

【ざんねんマンと行く】 ~第32話・おっぴろげマンとの激闘(中)~

~(上)はこちらになります(3分で読めます)~ 人の心の声を読み抜き、言葉にしてしまう迷惑怪人・おっぴろげマン。総理官邸まで荒らしにきた迷惑男を退治せんべく、人助けのヒーローこと「ざんねんマン」が立ち向かった。 ・・・ とはいっても、必殺技が…

【サラリーマン・宇宙感動記】19・太陽系のほうが傾いている

仕事やら何やらで気疲れが増すときほど、宇宙のことを考える。特に布団をかぶっているときにあれこれ空想を膨らませる。 すると現実の悩みやストレスから不思議なほどに解放され、子供心さながらの楽しくてワクワクする気分でこころが満たされる。お勤め、家…

【歩き旅と思索】 28・道中で一番多く出逢うもの

歩いて土地と土地を一筆書きのようにつなぐ旅を始めて20年以上がたつ。 さまざまな人に出逢い、史跡に足をとめ、景色にこころを奪われた。 それぞれの場面が脳裏に焼き付いているが、こうした印象的な出来事とは別に、こころの中で暖かい存在感を発揮して…

【サラリーマンの第2外国語挑戦】3・「英語脳」から脱する

簡単な自己紹介です↓ ojisanboy.hatenablog.com コロナ禍で在宅時間が増え、飲み会もパタリとなくなったこともあり、2021年春から中国語の勉強をしている。 私は2018年ごろに英検1級を取得した。語学がもともと好きだった。中学以来付き合ってきた…

【大将と私】7・客なのか、店員なのか

変わり者の大将の紹介↓ ojisanboy.hatenablog.com 商売をするというより、居酒屋という舞台を気ままに生かして人生を楽しんでいるような人が大将だった。 儲けより、「楽しい」「面白い」を優先する。だから、店の狭い空間の中でもいろんな濃い体験をした。 …

【短編】5・「至高の存在」対決

西暦30××年。 人類は遂に地球外知的生命体(ET)との交流に成功した。 光の速さで×××年離れた先の恒星系で暮らすその生命体は、同じく高度な文明を擁し、お互いのワープ技術を生かした親睦が始まった。 お互い親愛の表情を浮かべる一方で、言いようのないラ…

【ざんねんマンと行く】 ~第32話・おっぴろげマンとの激闘(上)~

プルルルル朝からスマホが鳴りやまない。人助けのヒーロー・ざんねんマン、かつて体験したことのない緊急コールの多さに、ただならぬ異変を感じた。何かが、起きている。電話の主はさまざまだった。テレビ局関係者、中堅メーカーの管理職、一般家庭の主婦・…

【サラリーマンの第2外国語挑戦】2・焦点を絞る

金も時間も余裕のないサラリーマンだが、コロナ禍の在宅時間増加に伴い、第二外国語(中国語)の学習を始めた。 第一外国語は英語だ。こちらのほうは、中学生のころからの勉強を続け、30代半ばで英検1級を取得した。まだまだ実力は足りないが、資格試験と…

【サラリーマンの英検1級攻略術】33・読み流す、聞き流す

限られた時間と予算の中で、英検1級に合格したい!という社会人の方をイメージしながら書いている。 ※簡単なプロフィルは☆こちら☆になります 英検1級に合格してからも、英語の勉強はそれまでと変わりなく続けている。ネイティブレベルには到底到達せず、そ…

【歩き旅と思索】 27・旅日記をつける

学生時代に歩き旅を始めて以来、旅日記を欠かさず付けている。 その日、どのルートを辿ったのか。何を見たか。足腰の疲れ、人との会話、まぶたに映った景色。心の中に浮かんだことを少し。もろもろを、起承転結にこだわることなく、つらつら時系列に沿って書…

【サラリーマン・宇宙感動記】18・恒星・惑星探査の先があった

宇宙探査の分野は日進月歩の勢いで技術開発が進んでいる。 21世紀に入る直前まで、私たちの太陽系以外に惑星(地球や土星のような、自らは輝かない天体)を見つけることは困難だった。実際、ほとんど見つけられていなかった。 それが、ものの20年ほどで…

【大将と私】6・恥ずかしがり

変わり者の大将の紹介↓ ojisanboy.hatenablog.com 男やもめの居酒屋大将は、ある意味失うものがないというか、破れかぶれというか、すがすがしいほどに人生に商売にあっけらかんとしていて、眺めている方からすると実に羨ましく輝いていた。 人間らしい表情…

【ざんねんマンと行く】 第31話・真・terminator

ダダッ・ダッ・ダダッ 聞き覚えのある効果音で目が覚めた。深夜、寝息を立てていた人助けのヒーロー・ざんねんマンは、布団をめくると周囲をじっくり見渡した。 誰か、いる。 六畳一間の隅に、確かな人影をみとめた。先日も真夜中に落ち武者のお化けとやりあ…

【サラリーマンの英検1級攻略術】32・「自分の言葉」で話す

限られた時間と予算の中で、英検1級に合格したい!という社会人の方をイメージしながら書いている。 ※簡単なプロフィルは☆こちら☆になります 以前、仕事の延長線上でアメリカを訪れた。 それまで訪米経験はなかった。語学自体はずっと「抜かず刀」で磨いて…

【サラリーマン、家系図をつくる】20・「ファミリーヒストリー」番組の取材陣よりも私たちは恵まれている

~簡単な自己紹介はこちらです~ ojisanboy.hatenablog.com 公共放送で放映されている「ファミリーヒストリー」が人気だ。 主人公となる役者さんや芸能人の先祖を番組スタッフらが調べ、ご本人に驚く事実を伝えていく。そんなご先祖様がいらっしゃったのか。…

【歩き旅と思索】 27・お巡りさんとの出会い

テクテク歩くだけの旅をしていると、いろんな出会いがある。 お巡りさんもそうだ。誤解しないでいただきたいが、お縄を頂戴したわけではない。 学生のころは、道端で見つけた野っ原にえいとテントを張り、一晩をすごすことが多かった。こんな行き当たりばっ…

【サラリーマンの第2外国語挑戦】1・英語とは違う醍醐味

私は地方のサラリーマンだ。仕事で外国語を使う機会はほぼ、ない。 それでも中学生のころから外国語の面白さに目覚め、大学入試までは英語を独自に磨き、大学入学後は第二・第三外国語として中国語や韓国語、ドイツ語をかじった。 残念ながらいずれも在学中…

【大将と私】4・儲けにこだわらず

変わり者の大将の紹介↓ ojisanboy.hatenablog.com 男やもめの居酒屋は、当然ながら掃除も行き届かず、そのため女性客には敬遠されていた。 注文を強いることもなく、ボケーとしているだけでも何も言われなかった。 儲けようとガツガツすることなく、その日を…

【ざんねんマンと行く】 第30話・SNSで孤独をつぶやく少女に面する~

「私はひとり」 短い言葉が、やけに気に掛かった。 国際交流を目的にした、とあるSNS上の投稿だ。一つのメッセージは、続々とアップされる無数の投稿の下に埋もれてゆく。日記、エッセイなど多彩な文体がタイムラインを彩る中、わずか一文で終わる投稿は少な…

【サラリーマン、家系図をつくる】19・日本史自体の生きた学びになる

~簡単な自己紹介はこちらです~ ojisanboy.hatenablog.com 家系図づくりを通していろいろな文献をあさっているうちに、日本史そのものを学んでいるなあと感じることがある。 私の一族はいつからここに暮らしているのか。その前は。どのような理由で移り住ん…