おじさん少年の記

疲れた時代に、癒やしの言葉を。からだはおじさん、こころは少年。

2023-08-01から1ヶ月間の記事一覧

Speech Title: How to survive the generative AI age

Today I would like to share ideas with you about generative AI. Like the ChatGPT. Yes, ChatGPT is really really useful. It helps us write reports,summarize documents , and even translate them into any language we want. Oh, what a great par…

折々に老父母の暮らす実家に帰るようにしている 親父はもう80前だ 昔のいかめしい父親とは違う 動きはのろく、なぜかやさしい 両親とも日頃はろくに外にも出ず 食べてはよこい、風呂に入ってはよこうている ほとんどあの世に片足突っ込んでいる それで何が…

【短編】再起

吉崎主水(もんど)は誰もが畏れ崇める剣士であった。 西国の大藩の剣術指南役。色褪せた木刀一本のみを携え、休むことを知らず藩士たちとの稽古に明け暮れる様は、さながら武者魂の体現者であった。 恵まれた体躯。瞬間の隙を見抜く洞察力。武者の誰もが切…

Essay: ME

What is me? My appearance? Then, just close your eyes. Im still here. I am not only the appearance. My voice? The way I talk? Then , just cover your ears. Im still here. What makes me doesnt necessarily depend on how I look, talk, everythi…

【随想】個と全

午後の柔らかな陽射しに誘われたかのように、色褪せた一枚の葉が枝の元を離れた。 初めて体験する己の自由を喜ぶかのように、無限に広がる空間をヒラヒラヒラと舞った。 やがて湿り気を帯びた大地に触れ、永遠に動かぬものとなった。 ついさきほどまでは、一…