~簡単な自己紹介はこちらです~
家系図づくりに取り組む上で、お世話になった一連の文献がある。
地元の歴史愛好家の皆さんでつくる、史談会の冊子だ。
おそらくどの市町村でもこうした人々の組織がある。その多くは毎月、何らかの冊子を発行している。それは市町村が図書館に保存している。
地域の歴史ファンの実力を侮るなかれ。地元のほこら、仏閣、古墳、言い伝え、ありとあらゆる歴史的なもの(有形・無形)を自ら調べ、分かりやすくまとめてくださっている。
こうした文献は、執筆者の方が書かなければ永久に知られることはなかっただろうと思われるストーリーが少なくない。
私も家系図づくりの参考になるものはないかと思い、過去30年分ほどを調べてみた。
その中に、先祖の名を見つけることができた。かいつまんでいうと寺への寄進関係(地元住民の義務のようなものだったようだ)だった。
驚くような事実、とまではいかなかったが、先祖の足跡の一端に触れることができ、少しうれしかった。
地元の史談会、恐るべし。その力を借りない手はない。
~お読みくださり、ありがとうございました~