おじさん少年の記

いつまでも少年ではない。老いもしない。

【サラリーマンの第2外国語挑戦】3・「英語脳」から脱する

簡単な自己紹介です↓

ojisanboy.hatenablog.com

 

コロナ禍で在宅時間が増え、飲み会もパタリとなくなったこともあり、2021年春から中国語の勉強をしている。

 

私は2018年ごろに英検1級を取得した。語学がもともと好きだった。中学以来付き合ってきた言語で一つ大きな目標を突破したことはとても嬉しかった。

 

次の目標を探す中で、第二外国語という道を選んだ。今のところ、とても楽しみながら学ぶことができている。

 

第二外国語の学習には、一つ非常に大きな効用があるように感じる。

 

「英語脳」からの脱却だ。

 

少年少女の時代から強制的にアルファベットの世界に染められ、私たちの頭はいつしか英米人の視点に引き寄せられているのではないかとも思う。そこには少なからず偏りがあるように感じる。その可能性がある。

 

そういった偏りから自由になる上でも、第二外国語の学習は役立つ。

 

私は中国語学習を楽しむため、語学交流アプリ(hellotalk。無料)を愛用している。そこでは各国の人たちがたくさんの投稿をしている。日本語を学んでいる人は日本語で投稿している。日本が好きな人が多く、読んでいて癒される。

 

そうした投稿の中に、季節感や美の感覚など、その国民ならではの見方、感じ方を伺い知れる文章に出逢う。これは英米人・英語ネイティブの世界観からは気付くことのできないものだ。例えば中国の人々は季節の変化にきわめて敏感で、節目節目でそれを祝う習慣がある。1年を実に深く味わっており、魅力的に感じる。

 

こうしたアプリを通じ、現地のネイティブと直接交流することも多い。こちらが日本語を教えてあげるかわりに、向こうからは現地の言語を教えてもらう。その中で、英米文化にない魅力があることを知る。

 

これは中国語であれドイツ語であれインドネシア語であれ同様だろう。

 

会社勤め、組織勤めだとなかなか二つ目の外国語にまで手を出す余裕はないと思うが、ちょびっとでもかじってみたら、予想外に大きな収穫が得られるのではないかと考える。

 

~お読みくださり、ありがとうございました~