おじさん少年の記

疲れた時代に、癒やしの言葉を。からだはおじさん、こころは少年。

【サラリーマンの第2外国語挑戦】2・焦点を絞る

金も時間も余裕のないサラリーマンだが、コロナ禍の在宅時間増加に伴い、第二外国語(中国語)の学習を始めた。

 

第一外国語は英語だ。こちらのほうは、中学生のころからの勉強を続け、30代半ばで英検1級を取得した。まだまだ実力は足りないが、資格試験としてはひとまず目標をクリアしたこともあり、次なる目標として別言語にターゲットを定めた。

 

もう私はアラフォーのおっさんであり、学びにかける時間的・精神的余裕はそれほどない。あれもこれも完璧にこなそうと思っても、やりつくす時間がない。

 

そこで、あっさり目標を絞ることにした。

 

話し言葉をマスターする

 

これだ。言語学習によくある、「教科書を書き写す」「辞書で調べる」「文章を書く」といった、書き言葉(文語体)の学習からは距離をとることにした。

 

書き言葉の世界は、日本語でも英語でも、それだけで非常に奥が深く、足を踏み入れると言語どころか文学の世界に吸い込まれ、抜け出せなくなってしまう。完璧を求めてもきりがない。

 

なので、あっさり割り切り、日常会話、日ごろ使っている表現、くだけた言葉、などにフォーカスして言葉を覚えていくように決めた。

 

これだと、意外に時間がかからない。いや、時間はかかるが、覚えるのにそれほど手間が掛らない。難しい四字熟語など、出ない。「そうですよ~」は「对啊(duia)~」、「そんなアホな!」は「不会吧!(buhuiba)」、といった感じだ。

 

こういう、すぐ使える言葉を少しずつ覚えていき、言語学習アプリなどで知り合った人たちと会話しながら体で覚えていく。

 

この作業をこの1年ほどやっている。まだまだまだ実力が伸びているとはいえないが、なんとなく中国語の言語感覚のようなものの概観がみえてきたような気がする。

 

具体的な足取りはこれから徐々に書いていこうと思う。

 

言語学習に血沸き肉躍る中年たちに少しでも参考にならんべく、役に立った取組などを紹介していきたい。

 

今日は1点、市販のテキストを買うならまず、ユーチューバーの李姉妹か、熊ちゃん、リンちゃんの動画を何度も視聴することをおすすめする。3人とも優れた教師でありアイドルだ。

 

~お読みくださり、ありがとうございました~