~簡単な自己紹介はこちらになります~
一人、空の下を黙々と歩くのは一見孤独だ。
だが、よくよく振り返ってみると、寂しさはそれほど感じない。
自分のこころの中で、自分と対話をしている。
ああ、山の緑、映えるなあ。
こころの中でつぶやく。つぶやいた瞬間に、聞き受ける立場として
川面を悠然と滑空する鳥を眺める。この鳥はまあなんと優雅なんだ
これは不思議な現象のようだが、言葉を持つ私たち人間に与えられ
思い、考え、ひらめき、感情。こうしたものを発する側にもなり、
歩きながら、こころの中で意識せず対話を重ねながら、思索を深め
自分が自分と旅をする。
ただ歩くという素朴なかたちが、その感覚をより鮮明に抱かせるのかもしれない。
歩き旅の醍醐味だ。
~お読みくださり、ありがとうございました~