おじさん少年の記

疲れた時代に、癒やしの言葉を。からだはおじさん、こころは少年。

【サラリーマンの第2外国語挑戦】9・市井の人々の視点で見る

簡単な自己紹介です↓

ojisanboy.hatenablog.com

 

第二外国語に手を伸ばすと、英語圏のニュースからは知ることのできなかった視点に気づくことができる。

 

最近はユーチューブで市井の人々が数えきれないほど登場し、現地の言葉で日々感じていることなどを話している。これがものすごく面白い。

 

最近見つけた動画に、胸がホッコリきた。

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中国・北京で暮らすことうん十年になる、日本の元ビジネスマン。政治の世界はガチャガチャやりあっている両国だが、庶民レベルとなると見える世界が違うことに気づかされた。

 

動画の中でこの方は、若いころに暮らしていた田舎の集落を訪ねた。そこで出会う懐かしい顔ぶれ。お互いが慈しみの表情で過去の楽しかった思い出を語り合った。

 

インタビュアー(中国人)が、ややデリケートな質問を投げかけた。「当時(40年前)、日本人がここで暮らしていたことについてどういう感情を持っていたか」と。

 

問われた白髪の男性は、戸惑うふうもなくさらりと答えた。「中日友好の象徴だね」と。

 

国と国の緊張した関係、過去のいきさつ、それとはまた別に、目の前の人間同士が心の絆をはぐくみ合う。世の中はミクロレベルでみれば、どこもこうした温かみのあるコミュニティに支えられているのではないか。そう思った。

 

上記の動画は日本語字幕がついているが、言語は中国語。やはり現地の言語が理解できなければ、細かなニュアンスはつかめない。

 

やはり、現地の言語を少しでも学んでおくことは大切だ。ベトナム語であれスペイン語であれ広東語であれ、もう一つの言葉を知っておき、人生に深みと面白みをもたらしたいものだ。

 

~お読みくださり、ありがとうございました~