おじさん少年の記

疲れた時代に、癒やしの言葉を。からだはおじさん、こころは少年。

【サラリーマンの第2外国語挑戦】6・英語ニュースからは見えない世界

簡単な自己紹介です↓

ojisanboy.hatenablog.com

 

外国語は英語さえ話せれば充分という向きがあるかもしれない。

 

だが、二つ目の外国語を抑える、少なくとも手を出してみることは大きな意味がある。

 

英語圏の価値観から脱することができるということだ。

 

海外ニュースは、英語圏をベースにした報道機関発のものが多い。BBCしかり、CNNしかり。ロイターしかり。西洋的価値観に基づき、世界中の出来事を評価・分析している。そこには客観性が一定程度保たれているとみられるが、一面的な見方で語られていると感じることが少なくない。

 

例えば中国について。英語圏発のニュースを見る限りでは、真っ赤っ赤で危険な国だーとの印象を受けざるをえない。まあたしかに、政治体制をみると極めて強権的であり、日本が学ぶべきところはほとんどないように思える。

 

だが、そこで暮らす一人一人の住民に目を向けると、これがかなり変わってくる。私たち日本人と同じように、笑い、泣き、支え、助け合っている。

 

私は言語学習でhellotalkという無料アプリを利用している。そこを通じ、数多くの中国人(日本語学習者)と交流(音声トークなど)を重ねている。

 

彼らにそれぞれのふるさとの話(食、文化、産業)について伺っていると、実に多様で、ときに日本人以上に自然や伝統を愛し大切にしている姿に感銘を受ける。

 

個人のレベルでみると、日本人は中国人に学ぶところが大いにあるように感じる。

 

それもこれも、言語学習を通じてつながることができた。やはり現地の言語を話せないと、交流もすんなりとは進まない。何より、現地の言語を学ぼうとする姿勢をみせるだけで、向こうの人は喜んでくれる。胸を開いてくれる。

 

というようなことで、第二外国語は学ぶことそれ自体に意義があると考える。それは中国語に限らず、ベトナム語でもタイ語でもドイツ語でも同じだろう。

 

英語圏のメガネを通さず、現地のメガネで語り、見る。すると、それまで気づかなかったような発見に出逢える。

 

第二外国語に挑戦されている皆さま、一緒に楽しんで参りましょう。

 

~お読みくださり、ありがとうございました~