おじさん少年の記

疲れた時代に、癒やしの言葉を。からだはおじさん、こころは少年。

【サラリーマンの英検1級攻略術】36・アラフォーからの合格最短経路

限られた時間と予算の中で、英検1級に合格したい!という社会人の方をイメージしながら書いている。

 

※簡単なプロフィルは☆こちら☆になります

 

年を重ねるほど記憶力は衰える。英検一級では何千ものボキャブラリーが求められるだけに、ハードルは高くなる一方のようにも見える。

 

だが、勝ち方はある。それはつまり、語彙問題を捨て、その他(読解・エッセイなど)でカバーするという方法だ。

 

語彙問題は確か20問ほどあるが(5年ほど前の記憶で申し訳ない)、このうちまあ、12問ほど正解を取れれば大丈夫だ。

 

「そんなにできないよ」と思われる方がいるかもしれないが、このうち4問ほどはいわゆる「あてずっぽう」だ。単語の語頭や語尾などから意味を推測し、当てたものだ。

 

語彙問題はこのように、語頭・語尾などに分解すればおおよその意味がつかめる単語がかなり多く含まれている。たくさんの文章を読んでおくと、推測力が養われ、毎回3~4問は「あてずっぽう」作戦で正解をつかむことができる。

 

と、いうわけで、ボキャビルディングにそれほど血道を上げなくても、なんとか合格できる可能性はある。忙しいサラリーマン、主婦の方々も、勝てるのだ。

 

ボキャビルに当てる時間を、なるべく読解に当てたほうが効率的で、モチベーションも保てると思う。とにかく英文を読む。5~10分程度で読み通せる程度の文量の記事を、毎日複数本、読む。興味をそそられるものを。

 

私は夜寝る前、スマホのアプリで①BBCVOAredditの無料記事・投稿をランダムに読んでいる。最近はウクライナ情勢ものがトップに来ることが多いので自然と読む機会が多い。使用する表現が繰り返されるため、いつの間にか体に染みつく。小麦やエネルギーの価格変動など、経済情勢にまつわる記事にも自然、目を通すことになる。世界情勢を「外」の目でとらえながら、語彙も自然に増やすことができる。最も効率的で有意義な学習法だと考える。

 

海外のローカル記事も面白い。

 

www.bbc.com

 

公の場での発言ではないようだが、それでも差別発言は「一発退場」となるようだ。人種やLGBTに関する意識は、多民族国家アメリカでは非常に強く、配慮が必要ということなのだろう。

 

例えば上記の記事の中にも、私にとって未知の単語がたくさんあった。ただ、いちいち調べることはしない。おおよその意味を類推しながら、話の骨子をつかむことを最優先にして読み進める。読み切る。これを重ねていくうちに、推測力が鍛えられる。英検一級の語彙問題でも生かされる。

 

単語やイディオムではなく、文章の流れに意識を集中するようにしていると、スピーキングのときに(2次面接)、フレーズがすらすらと出てくる。これも大きな効果だ。

 

とにかく読む。移動中の電車の中で。昼飯を食べながら。寝る前に。寝ていてふと目が覚めたときも。

 

積み重ねが、忙しいアラフォー以上を合格ラインに導くはずだ。

 

お互い頑張りましょう。

 

~お読みくださり、ありがとうございました~