おじさん少年の記

いつまでも少年ではない。老いもしない。

【サラリーマンの英検1級攻略術】~1・まずは自己紹介~

私はしがない40代サラリーマンだ。30代後半のときに、英検1級に合格した。
 
地方の会社に勤めており、英語を使う機会はほとんど、ない。ただ単純に語学が好きというだけで、中学以来英語の勉強を続けてきた。
 
駅前を含め、留学をしたことはない。とにかく、小遣い生活のサラリーマンは金がない。金がない中で(使えない中で)、なんとか憧れの資格をゲットすることに成功した。
 
お仕事によっては、英検やTOEICの実績を求められるサラリーマンの方も多いのではないかと拝察する。しかも、私のように小遣い生活の方も多いだろう。
 
いかに金をかけず、空いた時間で、効率的にミッションをクリアするか。
 
私自身の経験を、これから少しずつお話していきたい。
 
簡単な経歴でいうと
 
〇高2~英検準1級合格
 
〇大学2年生ごろ~TOEIC880点取得
 
〇その後20年~資格取得はあきらめる(英検1級はレベルが高すぎるように感じたため。TOEICは、語学力というより瞬発力を問うテストだと感じ、高得点を狙うモチベーションがもう湧かなかった。それから、社会人になって酒を覚え、語学を上回る喜びを覚えてしまった)
 
〇30代半ば~本屋で、英検1級の問題を冷やかし半分に見てみる。「むむ?ボキャブラリー以外の問題は、ちょいいけるか」と可能性を感じる。酒を少し控えるようになる(金もない)。約1年ほどの仕込みを経て挑戦。1回目は2次試験で敗退。2回目で合格。めちゃくちゃうれしかった。
 
〇今(40代)~通訳案内士に挑戦する。1回目は筆記で不合格(日本史。この資格は地理歴史の知識問題もある)。2回目は面接で不合格。その後、コロナなどがあり受験は見送っている。肌感覚でいうと、かなり手ごわい。
 
英検はTOEICと違い、読む・書く・聞く・話すの4ジャンルで総合力を問われる。一度取得しておけば、それなりに評価される資格ではないかと考える。
 
あと、個人的感覚だが、昔と違ってボキャブラリー(重箱の隅をつつくような問題が多い)の占めるウェートが下がっているようだ。私は記憶力が年々衰えていると感じるが、それでも他の問題でカバーしたことで合格できた。
 
特にライティング(エッセー)が挽回のチャンスを与えてくれていると感じる。そこそこに単語や表現を覚え、あとは硬軟さまざまな文章を読む(小説、随筆、ニュース)ことで、充分表現力はつき、合格ゲットとなるはずだ。
 
 
ただ、正直にいって、今英語を流ちょうに話せるかというと、まったくそうではない。特に映画やドラマについていけない。悔しいが、これが現実だ。今も新たな表現を覚える日々。語学の道は長く遠いが、それだけ歩く楽しみもあるのだと思い直している。