おじさん少年の記

疲れた時代に、癒やしの言葉を。からだはおじさん、こころは少年。

【サラリーマンの英検1級攻略術】35・「惰性の時間」を生かす

限られた時間と予算の中で、英検1級に合格したい!という社会人の方をイメージしながら書いている。

 

※簡単なプロフィルは☆こちら☆になります

 

英検1級を目指す社会人の方々の多くが、仕事や家庭などで多忙な日々を過ごされていることと拝察する。

 

忙しい中で、どうやって合格レベルにまで語学力を鍛えるか。

 

「惰性の時間」を使うにこしたことはないと考える。

 

それは「スマホをいじる時間」だ。私自身もそうだが(そうだった、と過去形にしたい)、暇があるとスマホを取り出し、SNSをチェックしたりヤフーニュース(固いものではなく、芸能スポーツ関係など)を無意識に眺めたりしている。

 

この時間を、語学に当ててしまったらいいじゃないか。

 

私はスマホBBCVOAのアプリを落としている。この二つは世界各地のニュースを無料で全部提供してくれている。文量もそれほど多くない。内容も旬で、強い関心を呼び起こす。読んでいて、思わず「ふむふむ」とうなずいてしまうことが少なくない。

 

細かい単語とか表現とかにこだわらず、とにかくザーッと読んで、大意をつかむ。英語を通して、世界の流れを知る。その中で、結果的に、無意識的に、表現や単語を体になじませていく。

 

いちいち辞書で調べることもしない。調べようとすると手間がかかり、心理的に負担となる。何より、ニュースそのものに集中できない。とにかく、読む(ニュースそのものを理解する)ことに集中する。

 

これは実に効果的だ。辞書をひかない、と決めてしまえば、気持ちも楽になり、どんどん次のニュースに飛んでいける。

 

正直、ヤフーニュース(日本語)やSNSをだらだら眺めているよりも知的好奇心を刺激され、世事にも通じ、何より語学力向上につながる。

 

最初のうちは、単語単語につまづいてしまうかもしれない。だが、「分からんものは分からん」と割り切り、とにかく最後まで読み通してしまううちに、だんだんと慣れてくる。それどころか、文章の内容それ自体に関心が向き、「もう1本ニュース読んでみよう」と積極的になる。

 

私は夜、寝るときによくスマホいじりでBBCVOAのニュースを数本読み流す。ときどきNASAの配信記事も(NASAは単独のアプリを提供している)。どれも面白い。あと、一般人投稿型のredditも読む。これは誰でも投稿できるので、文章がくだけていて面白い。

 

ここ3か月ほど、「惰性の時間」を徹底的に語学に当てている。すると気づいたが、頭の中で以前にまして英語がスラスラ出てくることに気づいた。構文、リズムがますます身についてきたように感じる。

 

英検1級をとった後も語学の道に終わりはなく、力不足を実感するばかりだが、それでも上記のやりかたを実践し、これまでとは違った手ごたえを感じはじめている。

 

まだまだ実力は足りないが、「これはいいかも」と感じたやり方は積極的にご報告していきたい。

 

語学を愛する人、ともに楽しみながら伸びていきましょう。

 

~お読みくださり、ありがとうございました~