コロナに振り回される日々も、少しずつですが落ち着きを取り戻しつつあるように感じます。
飲み会も、ぼちぼちやろうか。忘年会もやりたいところだ。
そんなときに、やっぱり準備しておきたいのは、場をあっためる小ネタでしょう。笑える小咄、へぇ~とうなずくうんちく、なんでもいいや、とりあえず一つか二つは持ってれば、みんなを楽しませることができる。「〇〇さんって、おもしろい」ってヒューヒューいわれるかもしれない。
そんな小ネタの候補に入れて損はないのが、宇宙ネタです。
この分野、あまり詳しい人、いない。ライバル、少ない。しかも、聞くと結構面白い。ということで、使えそうなネタを一つご紹介いたします。
最近はアメリカ政府がUFO調査の正式な組織をつくったり、宇宙の話題が尽きません。ちょっと前までは「宇宙人」って聞くとオカルトものだとレッテルを張られていましたが、これからは本気でマジで探索する時代になっているようだ。
ところで、私たちの地球の近くで生命がいそうな星はあるでしょうか。そしてそれは、どこでしょうか。
ここでいったん間をおいて、答えを明かす。それは
木星の衛星の一つだ。見かけは氷に包まれた死の星だけど、内部は液体の水で満たされているという。というのも、木星の強力な重力のおかげで地殻が刺激され、熱を発しているらしい。この熱で内部の氷が溶かされているというわけだ。
NASAは近く探査機「エウロパ・クリッパー」を打ち上げ、この星をくまなく調べる予定だ。
生命のいそうな星はまだまだある。私たちの太陽系に最も近い恒星に、プロキシマケンタウリがある。太陽よりも小さく表面温度も低い赤色矮星の周りを、いくつかの惑星が公転している。その中で少なくとも2つは恒星との距離が適度に離れ、生命をはぐくめる「ハビタブルゾーン」内にある。
ここはエウロパと同じかそれ以上に生命がいる可能性が高いようで、NHKなんかはこの惑星の特集も組んでいる。そこで暮らす生き物を勝手に想像し、3Dで再現なんかしている。なんとも無責任なような気がしないでもないが、まあ夢があっていいかもしれない。
ということで、エウロパとプロキシマ・ケンタウリは覚えていて損はない星だ。もし飲み会で場が詰まったら、さりげなくネタにしてみるとちょっとは間が持つかもしれない。
持たないかもしれない。
イタい反応がかえってきたら、別の宇宙ネタで巻き返せるかもしれない。
またあらためて宇宙ネタを提案していこうと思う。
~お読みくださり、ありがとうございました~