おじさん少年の記

疲れた時代に、癒やしの言葉を。からだはおじさん、こころは少年。

【サラリーマンの英検1級攻略術】~22・スピーキングのこつ~

限られた時間と予算の中で、英検1級に合格したい!という社会人の方をイメージしながら書いている。

 

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英検は2次試験で面接がある。面接官に、いかに分かりやすく自分の考えを伝えるか。スピーキングの力を磨きたいところだ。

 

単語の発音、抑揚、間の取り方・・。気を付けるべき点は幾つかあるが、私自身が最も気を払ったのは、「間の取り方」だ。

 

これは日本語のスピーチにも通じると思うが、強調したいポイントの手前で少し間を入れると、相手の注意を引き付けることができる。

 

上記の文章でいえば、

 

単語の発音、抑揚、間の取り方・・。気を付けるべき点は幾つかあるが(間)、私自身が最も気を払ったのは(間間)、「間の取り方」だ。

 

赤字の部分だ。これと同じ要領で、英語のスピーチでもところどころで間を入れる。相手の注意を引き付ける。

 

間を入れるとよいタイミングは、他にもいくつかある。例えば「(間),but...」「...(間), therefore...」などだ。文章と文章が順接でつながる、あるいは逆説で相反する展開になる場合に、瞬間を差し込むことで相手も頭を整理することができる。

 

ユーチューブなどでネイティブのトークを聞いていると、この間がほとんどない場合が多い。非常に聞きづらい。だが、スピーチになると一変する。聴衆に自分のメッセージを伝えようとすると、やはりネイティブも相当の努力を払っていることが分かる。

 

私見だが、スピーチで参考になるのはジャ〇ネット・タ〇タの番組だ。どこで間を置き、どこで言葉に力を入れるか、考えつくした上で発言している。こうした心がけは会社組織での会議でも充分応用でき、参考になる。

 

スピーチにユーモアの要素も交えた技術に、落語がある。落語になると、間をとっている最中に演者が顔芸も披露してくれ、笑い涙ありの空間が生まれる。素晴らしい技だ。

 

話がそれてしまったが、英語でも日本語でも「間」に気を付けていると、いいことが多いような気がする。

 

~お読みくださり、ありがとうございました~