おじさん少年の記

疲れた時代に、癒やしの言葉を。からだはおじさん、こころは少年。

【サラリーマンの英検1級攻略術】~7・「話す力」を格安で鍛える~

限られた時間と予算の中で、英検1級に合格したい!という社会人の方をイメージしながら書いている。

 

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せっかく語学を学んでいるのだから、やはり「話せる」ようになりたい。これは誰しも思うところだろう。ただ、小遣い暮らしのサラリーマンであれば、なかなかに駅前留学の敷居は高い。オンラインレッスンも、安そうに見えて結構とる。甘くはない環境の中でも、自分の伸びしろを引っ張り上げていく方法は、あると私は考える。

 

私が1級合格までによくお世話になっていたのが、有志が開いている語学交流会だ。

 

最も学びがあった交流会が、東京で開かれている「Vital Japan」。20~30代を中心に、英語を日常的に仕事で使うか、語学熱の相当に高い方たちが、毎回50~100人程度は集まる。司会進行役の方が海外在住歴の長い(仕事のキャリアも雲の上)日本人の方で、日本を適度に織り交ぜながら、最先端の英語を使った会話練習(テキストまで準備してくれている!なんと素晴らしいことか)をさせてくれる。

 

細かくいうと、参加者を4人程度のグループに分け、最初はテキストに基づいた会話練習、その後はフリートークとなる。各自、英語レベルはもちろん異なるが、「上手くなりたい」という語学熱を共有しているためか、恥ずかしがる人は少なく、実に積極的に話しかけ、また聞き役にもなっている。

 

これで、1回の参加がたしか500円(私が首都圏に暮らしていた約4年前の話。今もそのぐらいだろう)。1回のセッションがたしか2~3時間。週末の午後、自分の脳をフルに使い倒す。終わった後は、実に心地よい疲労を感じる。帰宅後のビールが、またうまい。

 

参加者はライバルではない。皆さん、向上心あふれる仲間である。ぜひ、試しに一度、足を運んでみていただきたい。

 

もし首都圏在住でいらっしゃらない場合は、「○○英会話倶楽部」という学習グループがある。「東京英会話倶楽部」「横浜英会話倶楽部」といった具合だ。これになると、日本各地で毎週、必ず開かれている。1点だけ断り書きしておかなければいけないのは、参加者の語学レベルにかなり開きがあるということだ。「学びたい」と思っていても、顔ぶれによっては「教える」側にひたすら回ることもある。ただ、それも語学の道の醍醐味だと思えば、得るものは非常に大きいと感じる。私はこちらのほうも大変お世話になった。ちなみに、ここも1回500円(たしか)だった。

 

実はスマホでも、オンラインセッションができるアプリがある。これは、なんと無料だ。私も参加したことがある。世界各地から、英語を話したい人たちが集まり、1回のセッション7分程度でトークができた(トーク時間や内容は、セッションを切り盛りするオーガナイザーの差配によるようだ)。こちらはまた別の機会にご紹介いたしたい。

 

お財布をなるべくいためず、しゃべれるようになる。これがサラリーマン1級道の真髄である(とかっこよく言ってみた)。

 

~リラックスに小話でもいかが(読み切り短編小説)~

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