限られた時間と予算の中で、英検1級に合格したい!という社会人の方をイメージしながら書いている。
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語学で最もストレスになるのはボキャブラリーの増強だろう。これを何とか楽しく、かつ効率的に、進めることができないか。
私は英検1級を目指している間(今から4年ほど前)、ずっと市販の小型ノートを使ってオリジナル単語帳を作って対策にしてきた。その詳細については以前書いたので、もしお時間があればご一読いただきたい。
【サラリーマンの英検1級攻略術】~2・とにかく語学を楽しむ~ - おじさん少年の記
さて、世の中のアプリ開発が日進月歩で進んでいる。合格した後になって、「こいつに早く出会っていればよかったのに」と感じるアプリをダウンロードした。
無料なので、安心していただきたい。
その名は「QUIZLET」
仕組みはシンプルだ。市販の単語帳と同じく、シートの片面に日本語を、もう片面に英語を書く。例えば片面に「たばこをスパッと止める」と書き、もう片面には「quit smoking cold turkey」と書く、といった具合だ(この例は個人的に「かっこいい!」と思ったからメモした)。
なんだ、ただの単語帳じゃないか。と思われるかもしれない。だが、紙の単語帳とは決定的に違う点がいくつかある。列挙すると
①答えられなかったシートだけを復習できる
②クラウド上でデータ管理しているため、パソコンからでもスマホからでも利用・記入・更新ができる
③1冊の単語帳を構成するシートの枚数は自分で決められる
ぱっと思いついたものだけを挙げても、これだけある。補足説明すると
①(間違ったところだけやり直せる仕組み)・・既に記憶に定着したシートは、繰り返し見る必要がない。できなかったところだけを見直す、という作業を繰り返すと、短時間で実に効率よく覚えることができる。例えば1冊100シートでつくった場合、最初のチェックで39枚の間違いがあった→2回目のチェックでこの39枚だけを見直す→すると間違いが12枚に減る→作業を繰り返す→最後の1枚を倒し、その単語帳のチェックが完了する。
②(クラウド管理)・・何より、通勤時間などで手軽に見直しができる。私の場合は、週末にノートパソコンで新たなボキャブラリーをひたすら入力する。平日の朝夕は、スマホで見直しをする。この使い分けで、無駄なく無理なくストレス少なく、記憶に定着させることができている。
③(単語帳1冊のボリュームは自分で決められる)・・・例えば1冊のボキャブラリーを50フレーズ(50枚)とした場合、短時間で振り返りができる。通勤時間が短い人などは、枚数が少ないほうが使い勝手がいいはずだ。一方、すこし時間に余裕のある方は、1冊当たりのボリュームを増やすのも便利ではないかと考える。
使い方は人それぞれだと考える。上記は私の個人的な活用法にすぎない。もし参考になると感じられる部分があったら、活用していただければと思う。
なお、シートの書き込み方についても、私なりに試行錯誤と改善を繰り返してきた。一つ良いと思う方法があるので、別にあらためて触れたい。
~リラックスに小話でもいかが(読み切り短編小説、3分程度)~